第2次ななお・なかのと観光振興プラン策定に伴う第6回ワークショップ開催のご案内

観光庁は、2024年1月1日の能登半島地震や同年9月の豪雨被害を受け、被災地観光の復興を支えるため「能登半島地震からの復興に向けた観光再生支援事業」を展開しています。2024年1月から2月にかけて公募されたこの事業には82件の応募があり、一般社団法人ななお・なかのとDMOが提案した「Starting Over 第2次ななお・なかのと観光振興プラン作成事業」が採択されました。

well f.m.一般社団法人は、ななお・なかのとDMOからの委託を受け、プラン作成のための伴走支援を担っています。

第6回七尾市・中能登町の未来の観光を考えるワークショップ

能登半島地震で被災したななおなかのとDMOエリア(七尾市・中能登町)については、地域によって復旧・復興状況が異なる中、地域経済の活性化の再生、発展に向けて地域観光復興への観光政策の方針や方向性を示した観光振興プランを策定し、更には観光復興を広域的に推進する必要があります。

現在、ななお・なかのとDMOでは、短期の戦略として、正確な復旧・復興の情報として「今行ける能登」・「今しか見れない能登」を発信しているほか、震災学習ツアーをフックに観光客などの誘客に努めているところです。

短期の戦略も含み、中期・長期の各フェーズにおける今後の観光地域づくりに関する議論を行い、多様な方々と共に新たな発想を生み出しながら課題解決のための方策等を検討し、新たな観光振興プランに戦略・方針などを盛り込んでいくためのワークショップを開催いたします。

1.日時:令和7年10月31日(金) 午後1時30分~午後5時
2.場所:和倉温泉お祭り会館 2階 大会議室

3.内容
(1)ワークショップ
ワークショップテーマ「KGI/KPI設定を考える」
金沢大学先端観光科学研究所 特任教授 清水哲夫 氏

ななお・なかのとDMOが目指す目標を実現するプロセスを管理するためのKGI/KPI評価を学びます。
具体的には、最終目標や中間目標の達成状況を確認するための指標は何が適切なのか、それをどのように計測していけばよいのかを考えます。

KGI(重要目標達成指標[最終目標]):最終的なゴール
KPI(重要業績評価指標[中間指標]):ゴール達成のためのプロセスや中間目標

※KGIを達成するために、複数のKPIが設定され、KPIをクリアしていくことでKGIに到達するという関係。

■申し込み
10月30日(木)までに下記のメールアドレスまでご連絡ください。
<遠藤>a-endou@nn-dmo.or.jp

近隣の皆様のご参加をお待ちしております。

◆前回ワークショップの様子
ワークショップ
テーマ:「DMOの目的と機能を再設定」
ファシリテーター
・山崎真湖人 氏(合同会社フラミアン代表)

(1) ステークホルダー間での価値のやり取りを描く
(2) 必要な機能を検討する
(3) 各グループより発表 ~質疑~

■今後の予定
WS⑦ 11月20日(木) 13:30~17:00
◎テーマ: 「財源論を考える」
ゲストスピーカー〔on-line〕
・鈴木紀彦 氏((一社)倶知安観光協会 事務局長)
◎観光振興プラン初稿について議論

問い合わせ先
〒926-0175 七尾市和倉町2部13番地1
一般社団法人ななお・なかのとDMO (和倉温泉お祭り会館)
TEL 0767-62-0900 FAX 0767-62-0901
担当 遠藤 E-mail a-endou@nn-dmo.or.jp